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【広報PRノウハウ】文章が苦手でも大丈夫! ブログを簡単に書く方法 ~美容サロン業界の事例〜

情報発信の重要性には気づいているけれど、文章を書くことが苦手で、なんとなく後回しになっているという方、かなり多いのではないでしょうか。

情報の量と発信する頻度を高めることが、多くの人に自社の魅力を知ってもらうきっかけになります。あまり完璧を目指さず、とりあえず書いて発信してみましょう。

そこで今回は、東京都中小企業診断士協会城北支部から「情報発信をしたいけれど、文章を書くことやネタを探すことが苦手」とお悩みの広報担当者さんに向けて、広報PR(Public Relations)のノウハウをお届けしたいと思います。

ご紹介するのは、生成AIの力を借りてコンテンツをつくる方法です。ブログの作成をはじめとして、さまざまな場面で応用できます。

生成AI(Generative AI)とは?
人工知能(AI)の一種であり、ディープラーニング技術を用いてデータを生成または合成するために使用される技術です。生成AIは、特に自然言語処理(NLP)や画像生成などの領域で使用されています。有名な生成AIとして、OpenAIのChatGPTがあります。

美容サロンはもちろん、小売業やサービス業にも適用できる方法ですので、ぜひ最後までご覧ください。

■ブログのテーマの決め方のヒント

美容サロンがブログを書く場合は、自社の強みをテーマにすると書きやすいでしょう。たとえば、髪のお悩みを持つ方に対して、髪質改善につながる施術をしているのでしたら「髪質改善」をさまざまな切り口から紹介する方法があります。

そもそも、自社が考える「髪質改善」とはどういうものか。「髪質改善」につながる技術にはどのようなものがあるのか。「ストレートパーマ」「縮毛矯正」「トリートメント」などいろいろ出てくると思います。

違う切り口として、「ブリーチで傷んだ髪」「くせ毛」「乾燥・パサつき」など悩みから考えてネタを考えることもできます。

図表1:「髪質改善」に関するブログの切り口を考えるためのマインドマップ

ブログ記事のアイデア出しのために、いくつかの切り口を連想させながら放射線状に展開していく「マインドマップ」をつくると、イメージが膨らんでブログのテーマも決めやすくなると思います(図表1参考)。マインドマップを書くときは、手書きでも十分です。

■Instagramの#(ハッシュタグ)からブログのテーマを考えてみる

Instagramで美容の技術やヘアスタイル名でキーワード検索すると、キーワードに紐づく#(ハッシュタグ)が出てきます。すると、そのキーワードに関する情報がどれほどのボリュームがあるのかわかります。以下はInstagramからの抜粋です。

図表2:Instagramで「#ダブルカラー」と検索した結果

図表3:Instagramで「#縮毛矯正」と検索した結果

たとえば、ダブルカラーのタグは328万件(図2参照)、縮毛矯正のタグは276万件(図3参照)あるとわかります。

他のキーワードでも調べてみるとわかるのですが、これはかなり多い部類です。タグが多いということは「その情報を求めている人が多い」「そのタグをつけた投稿の反響が良い」ことが考えられます。

Instagramはビジュアル優先のメディアなので、ボリュームのある解説をしている投稿は少ないです。そのため、たとえば「これからダブルカラーをしたいけれど、どんなものかわからなくて不安」という人に向けて、丁寧に説明するブログを書けば読まれるのではないでしょうか?

■テーマに合ったあらすじを生成AIに考えてもらう

生成AIを使えば全自動でブログを作れるわけではありませんが、人間の代わりに文章の構成をつくったり、ひな型文章をつくることができます。ChatGPT(https://chat.openai.com/)を活用した例をご紹介しましょう。

今回は髪のダメージを最小限に抑えつつ、髪色を楽しめるブリーチ(脱色工程)なしでできる「ダブルカラー」をテーマにしたブログを書きます。

ChatGPTに入力したプロンプト(命令)は以下です。

図表4:ChatGPTのプロンプト入力画面

図表4のプロンプトに対する回答は以下です。

ブリーチなしダブルカラーで春の新しい自分に出会う

ブリーチなしダブルカラーの特徴

ブリーチなしのダブルカラーとは、髪の自然な色を活かしながら、2色以上の異なるカラーを用いて髪色を彩る技法です。この方法では、髪の内側や毛先に異なる色を加えることで、動きに合わせて様々な表情を見せます。

メリットとデメリット

メリット:
ダメージが少ない - ブリーチを使わないので、髪へのダメージを最小限に抑えられます。
ナチュラルな仕上がり - 自然な髪色をベースにするため、よりナチュラルな印象になります。
維持が容易 - 色の変化が少なく、日常的なケアで容易に維持できます。

デメリット:
色の選択肢が限られる - ブリーチなしでは、鮮やかな明るい色は得られにくいです。
変化が控えめ - 色のコントラストが弱く、微妙な色合いの違いになりがちです。

予算と施術後のケア

予算: ダブルカラーの施術は、サロンによって異なりますが、一般的には10,000円から20,000円程度を見込むのが良いでしょう。

ケア:
・カラーケア専用のシャンプーとコンディショナーを使用
・週に一度のトリートメントで髪の保湿と栄養を
・直射日光や熱から髪を保護するための製品を活用

2024年春におすすめのカラー

チョコレートブラウンとハニーベージュ - 暖かみのあるブラウンに明るいベージュを加え、春らしいやわらかさを。
ダークアッシュとライトグレー - クールなアッシュ系で、洗練された都会的なスタイルに。
ディープバーガンディとマルーン - 深みのある赤にほんのり異なる色合いを加えて、大人の魅力を強調。

まとめ

ブリーチなしのダブルカラーは、自然な美しさと独自性を併せ持つ素晴らしい選択です。春の訪れと共に、新しいヘアカラーで新たな自分を発見してみませんか?

ChatGPTは「文章の書き出しが思いつかないとき」「文章のひな型をつくりたいとき」などに、補助的に使うと便利です。一方で、ChatGPTは、情報の正しさを保証してくれませんので、書いてある情報が本当に正しいのかチェックしてください。今回出力された文章の場合は、ブリーチなしのダブルカラーの特徴の部分に、インナーカラーなど別の技術の情報が含まれてしまっています。

また、今回出力された文章のように、各見出しに対応する文章が少しあるだけでは、情報として不十分です。美容サロンの知見やノウハウを肉付けしていくことで、読者にメリットのある文章になります。慣れてくればブログ記事の量産もできるようになるので、ぜひ一度、試してみてください。

東京都中小企業診断士協会城北支部広報部
外山武史

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